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INTERVIEW

「ユーザーやビジネスに近い距離で働きたい」──エンジニアとして、自らの価値を広げるためにSKIYAKIを選んだ理由

今回は、2025年にSKIYAKIへ入社されたエンジニアに、これまでのキャリアや転職のきっかけ、SKIYAKIでの現在の仕事、そして今後の展望について伺いました。


教えることから創ることへ──異色のキャリアのはじまり

——SKIYAKIに入社する前のご経歴について教えてください。

新卒のタイミングでは高校の非常勤講師として教壇に立っていました。人に何かを教えるのが好きで、身近に先生という存在があったことから選んだ道でした。ただ、1年ほどでIT業界へ転職し、SKIYAKIを含めると3社での就業経験があります。
最初に入社したのはWebシステム開発会社で、5年半ほど勤めました。大規模動画配信サイトのリニューアル及びその後の運用・保守・エンハンスが主な業務でした。初めは品質管理やマネジメント支援の業務が中心で、エンジニアとしてコードを書き始めたのは入社して2年半ほど経ってからでした。Ruby on Railsがメインとなる開発環境でした。
この会社では本当に周囲に恵まれていて、わからないことが多くてつらい時期もありましたが、エンジニアの皆さんに助けてもらいながら、プログラマーとしてのキャリアを積むことができました。一方、1つの案件に長く携わっていたため、「他の案件はプロジェクトでも自分は通用するのか」という不安があり、転職することを決意しました。

——次の職場ではどのような経験をされたのでしょうか?

2社目はSES(システムエンジニアリングサービス)をメインとする会社で、3年間在籍しました。いろいろな案件を通じて経験を広げたいと思い、入社を決めました。約3年で4案件を経験しました。
例えば、Python+Flaskを使った医療系検索システムのプロトタイプ開発、Ruby on Railsでの後払い決済サービスやガス会社の申込システム、ライブ配信サービスなどの開発案件に従事しました。
特に印象深いのが、ライブ配信サービスの案件でした。ビジネスサイドとの距離が近く、要望をヒアリングしながら設計・開発を進めました。また、問い合わせが多かったため、エンジニア同士で改善策を検討しながら対応したのもいい経験でした。
 

転職の軸は「自社開発」と「ビジネスとの距離感」と「働きやすさ」

——転職を考えたきっかけは何でしたか?

SESという働き方では、いろいろな案件に関われる半面、ビジネスサイドやプロダクトとの関わりが浅いまま終わってしまうことが多く、自分の貢献度が見えづらいと感じることもありました。
そんな中で、先ほどのライブ配信サービスの案件では、ビジネス側と連携して働くことでやりがいを感じ、「こういう働き方をしたい」と強く思うようになりました。その気持ちが、自社開発を行う企業への転職を志す大きなきっかけになりました。


エンタメ×Railsの親和性が決め手に

——SKIYAKIへの応募のきっかけや選考過程について教えてください。

SKIYAKIを知ったのは人材紹介会社からの紹介でした。これまでエンタメ系の案件に関わったこともあり、エンタメ業界は個人的にも興味のある領域でした。そして、SKIYAKIの開発がRuby on Railsで行われている点も、自分の経験と親和性が高いと感じて応募しました。
選考は全部で3回でした。一次・二次はオンラインで、最終面接のみ対面でした。一次面接では、開発部のマネージャーと人事の方から、経歴や最近気になっている技術、エンタメが好きかなどを聞かれました。
二次面接では、5名(開発マネージャー2名、PM2名、人事)が参加していて驚きましたが、雰囲気は和やかで話しやすかったです。障害対応や予防についても話しましたね。
最終面接では、代表の小久保さんとの対話がメインで、雑談を交えながら本音ベースでお話しできたことが印象に残っています。


入社後のキャッチアップと、SKIYAKIの良さ

——SKIYAKI入社後のキャッチアップはいかがでしたか?

まずオンボーディングがあり、会社の歴史やエンタメ業界、自社サービスについての理解が深まりました。開発環境の構築もSlack上の専用チャンネルで質問しやすく、安心感がありました。
最初に任されたのは管理画面の表示調整といった軽微なタスクでしたが、それを通じて徐々にシステムの理解を深めていきました。ツールとしては、VSCode、GitHub、そして入社後に初めて使ったGitHub Copilotも便利ですね。

——入社してよかったと思うポイントはありますか?

「改善MTG」という場があり、メンバーの意見をその場で話し合い、すぐに反映できるのがとても良いです。また、Slack上でも気軽に投稿できる雰囲気があり、キャッチアップのハードルが低いと感じました。
入社初期には、開発以外にもビジネスサイドの話が聞ける場もあり、業務の背景が見えやすくなったのもありがたかったです。あと、枠は限られますが、ライブの社内招待があるのも、エンタメ企業らしい魅力ですね。


今後の目標──「技術」と「人」を支える存在へ

——これからSKIYAKIで挑戦したいことは何ですか?

将来的にはエンジニアリングマネージャーに挑戦したいと考えています。そのためには、まず技術力やドメイン知識をもっと高める必要があります。今は積極的にタスクをこなし、経験を積むことを大切にしています。
最終的には、技術的なサポートだけでなく、ピープルマネジメントも含めて「技術」と「人」の両面からチームを支えられるような存在になりたいですね。


——入社から振り返ってみて、現在の状況についてどう感じていますか?

入社して5ヶ月、最初の1、2ヶ月はキャッチアップで、比較的難易度の低いタスクに着手しながら会社の雰囲気に慣れていきました。3ヶ月ぐらい経つと徐々に期限が決まったものに着手する機会が増えて、少しずつ忙しくなってきました。
SKIYAKIに入社して感じることは、セルフマネージメントをかなり求められる会社だということです。その部分があってこそワークライフバランスが成り立っているのだと思います。また、音楽好きが多く、中にはバンドをやっている人もいますし、お酒が好きな人も多いですね。