ハイブリッド勤務でもゆるくつながる、Slack活用術
今回は、出社とリモートワークを併用するハイブリッド勤務体制で起きた課題を改善すべく、SKIYAKIで導入しているSlack活用術の一部をご紹介します。
2020年6月、出社&リモートワークを自由に選べるように
■ リモートワークと出社勤務を併用したハイブリッド勤務体制へ移行(2020年6月2日)
https://skiyaki.com/contents/482531
上記のニュース記事にある通り、SKIYAKIは新型コロナウイルスの影響を受けて、2020年6月1日よりリモートワークと出社勤務を併用する体制へ移行しました。
その後も、緊急事態宣言などの動向に応じて、リモートワークを「推奨」とすることもありましたが、
2021年9月の緊急事態宣言の解除を受けて、リモートワークについてのスタンスを「推奨」から「平時(中立)」に戻し「業務に支障がない場合にはリモートワークを認める」ハイブリッド勤務体制としています。
■ SKIYAKIのリモートワーク方針についての資料(抜粋)
SKIYAKIでは、withコロナの社会情勢を奇貨に、週5日出社を当然のものとしていた既成概念に縛られず、社員一人ひとりに合った新しい働き方についてゼロベースで議論するようになりました。
その結果として、出社勤務の良さ、リモートワークの良さを積極的に取り入れていくため、リモートワークと出社勤務を併用するハイブリッド勤務の形に移行しました。
リモートワークでわかった、社内コミュニケーションの課題
ハイブリッド勤務体制が本格始動した2021年9月、人事&経営企画室ミーティングで今の組織の課題について話し合いがありました。
議題:リモートワーク導入後の課題、やりたいことは?
・会社の雰囲気が分かりづらい
・組織のパフォーマンスをあげたい
(部署間の関係性、従業員の関係性の活性化)
・横のつながりが少ないので、役社員をつなぎたい
・新人研修、中途研修、勉強会、オンボーディングを改善したい
などなど、議論の中で、リモートワークを導入してから顕著になったいくつかの課題があがりました。それらの課題を受けて、
・オンボーディングの仕組みづくり
・部署横断型のメンター制度
・LGBT、ダイバーシティ&インクルージョン研修
・代表を囲んでピザを食べる会( 別記事を参照 )
・コーポレートサイトのリニューアル
などの各方面での改善案が検討されました。その中で、
「Slackをうまく利用して社内コミュニケーションを活性化させたい」
という案があがり、2021年12月1日より新Slackルールが誕生しました!
ハイブリッド勤務のSKIYAKIが導入した、Slack活用術とは
SKIYAKIが実際に導入した主なSlack活用術はこちら。
・公式チャンネルの名称を英語から日本語表記にする
・サイトオープンなどを含むサービスのリリース情報共有チャンネルを新設する
・Collaを導入した「自己紹介チャンネル」を新設する
・リアク字チャンネラーを導入した今日のGoodJobチャンネルを新設する
・Slackの表示名で休暇情報を可視化する
■ SKIYAKIの公式チャンネル
01_全社共有(旧 #general)
→全社に共有するチャンネル
02_業界情報(旧 #topics)
→競合・業界情報、最新のTechNews等を共有するチャンネル
03_リリース(新設)
→Bitfan Pro、Bitfan等のサイトオープン等のリリース情報を共有する
04_自己紹介(新設)
→Collaを導入したチャンネル。毎朝Collaから届く質問に各自が答えることで、Colla(Bot)が全社にチームメンバーを紹介してくれます。
05_何でもok(旧 #random)
→自由な話題チャンネル
06_今日のgj(新設)
→リアク字チャンネラーを導入したチャンネル。誰かがGood Jobした投稿に「GJ」というリアク字を使うとこのチャンネルに投影されます。
安否確認(旧 #anpikakunin)
→緊急時の安否確認を行うチャンネル
■ 休暇情報の可視化
・該当期間をGoogleカレンダーで不在に設定する
・Slackプロフィールの氏名と表示名を以下の例のような記載、またはSlackのステータスを「休暇情報」に変更する
有給の場合:yamada 10/20 休暇
yamada 10/20から25 休暇
半給の場合:yamada 10/20 午前休
時間給:yamada 不在 10時から14時
例えば、新しくCollaを導入したSlackの自己紹介チャンネルでは、メンバーの意外な一面を知れたり雑談のきっかけになったりと、リモート勤務で顔を合わせる機会が減ってしまったメンバーと接点を持つきっかけになっています。
また、リアク字チャンネラーを導入した今日のGJチャンネルでは、これまでSlack内に埋もれてしまっていた各部署ののGood Jobもみんなでお祝いできるようになりました!!
以上、SKIYAKIで導入しているSlack活用術でした!
まだまだ改善の余地もあるSlack活用ではありますが、引き続きSKIYAKIでは、役社員みんながより働きやすく生産性の高まる環境となるよう、ハイブリッド勤務体制での社内コミュニケーションの改善を進めていきます。