SKIYAKIの人事制度について
面談・面接時に聞きづらいことの一つに「人事制度の話」はありませんか?
今回は、その聞きづらい質問の一つであるSKIYAKIの人事制度についてです。
実は、SKIYAKIは2022年に人事制度を時代に合わせて刷新しました。
人事制度は、その会社・組織の目指す方向性、従業員への期待が表現されているので、改めて重要な情報の一つだと考えます。
予測不可能な時代(VUCAといわれる時代)、人生100年時代と言われる現代では、不確実な未来を生き抜くサステナビリティ経営が求められています。
SKIYAKIはそんな時代・背景をふまえ、ベンチャーの強みを保った組織づくりを意識しています。意思決定の質とスピードを高めることが、今後の経営では重要であり、自律性高い組織こそが、それを可能にすると考えています。
SKIYAKIが目指している組織
上記の3つの要素を大切にし、企業成長とスピード感ある意思決定の両立を意識しています。
そして私たちの競争優位性は、幅広い顧客のニーズをフィードバックし、プロダクトを進化し続けることができることだと考え、やるべき重要なことを
クリエイターファーストで・・・
・顧客の声をしっかり聞くこと
・経済的な成功を支援できること
・誰でも使えるようにすること
・システムの複雑化を防ぐこと
だと捉えています。
今回の人事制度改定のポイントは
●中期的な企業価値向上を共に目指す
●柔軟な組織変更を可能に
●働く場所・住む場所をもっと自由に
ととらえ、各種制度・手当等を見直しています。
特に報酬制度では、中期的な企業価値向上を、共に目指すために従業員向けにRSU付与制度を導入しました。
※RSUとは
譲渡制限株式ユニット(Restricted Share Unit)
ストックオプション等と同じく、従業員への株式報酬制度になります。
ストックオプションは権利行使するための資金を権利者(従業員等)が用意し、権利者が得られる利益は付与されたストックオプション行使価格と市場価格の差額となりますとなりますが、RSUの場合、会社が振込原資を負担することになり、権利者の得られる利益は、RSUを通じて取得できた株式の価額全額となります。
RSUの付与条件は、発行日に当社の正社員であること、RSUの権利の確定の条件は権利暫定期間(発行日から3年)後に当社の正社員であることとなります。
全社員が株主となり、会社への帰属意識を高め、経営視点を持って働くこと、全社員が中期的な視点で、企業価値の向上という本質的な価値を追求することを期待し本制度導入に至りました。
なお、当社の評価制度は、目標設定と360度評価で構成されています。
当社は、各職種・グループに応じてグレード制を導入しており、グレードでは、その職種に求められる、成果・行動・スキル・専門性・役割・責務などが明文化されており、個々の成長を促しています。
グレードの基準があることで、上長との期待値の確認・調整や各個人の目標の指標にもなります。
最後に、評価制度の会社として決まっている年間のスケジュールとしては、以下の通りです。
2月~3月 目標設定
8月~9月 中間面談
2月~3月 360度評価
評価前面談と次期に向けた目標設定
4月 フィードバック面談
上長と従業員の面談頻度が少なく見えますが、チームごとに1on1MTGが実施されていたり、フラットな組織ゆえ、いつでも役員・マネージャーに相談できる環境が整っています。
いかがだったでしょうか?
人事制度はその会社の考えを表す制度です。SKIYAKIにご興味お持ちいただいた方の参考になれば幸いです。