「LiveFans」、「Bitfan」サービスに関わるメンバーに仕事について話を聞いてみた!
SKIYAKIには、現在100名近いメンバーが所属しています。本日のインタビューは、経営企画室に所属し、ユーザー投稿型ライブ・セットリスト情報サービス「LiveFans」、オープン型サービス「Bitfan」に関わるメンバーです。SKIYAKIでの仕事や社風など語ってくれました!当社に興味・関心をお寄せいただいている方のご参考になれば幸いです!
■SKIYAKI入社前のキャリアを教えてください。
大学を卒業後、アルバイトで貯めたお金でPA(音響エンジニア)を目指し専門学校に通いました。その後ライブ・コンサートのPAとして活動したあと、「LiveFans(*1)」 の運営スタッフとして従事し、「LiveFans」の事業の独立や事業譲渡などを経て、2021年4月から、SKIYAKIの経営企画室に在籍しています。
(*1)LiveFans (ライブファンズ) は、ユーザー投稿型ライブ・セットリスト情報サービスです。セットリストやライブ・フェス情報、関連ニュースなど、ライブがもっと楽しくなる情報を提供しています。
https://www.livefans.jp/
(*2)Bitfanは、誰でも無料で簡単に、公式ファンサイト、月額会員コミュニティ、ブログ投稿、ECストア、チッピング(投げ銭)、チケット販売、ライブ配信、ラジオ配信など、ファンのためにやりたいことを実現できるサービスです。
https://bitfan.id/
■SKIYAKIでの仕事内容を教えてください。
経営企画室には、複数のチームが集まっていて、自分は様々な仕事をさせてもらっています。
1つは、SKIYAKIに籍に移る前からの「LiveFans」の仕事です。「LiveFans」に関わるメンバーは開発側も含めると6名です。うち3名が、公演やセットリストの情報を集める仕事に携わっており、自分はそのメンバーに集めたい情報を依頼したり、作業の進捗・管理や、開発側からの依頼を汲み取ってメンバーに作業依頼を出したり、他には「LiveFans」の「メルマガ」や「お知らせ」などの文章作成、SNSの運用をしています。イメージとしては、開発以外の部分を自分が管理している感じです。コロナ禍で、ライブ・コンサートの開催数が激減していた時期は「LiveFans」に載せられる情報も少なかったんですが、最近は、徐々にライブ、コンサートの本数が増え、登録できる情報数も増えてきて嬉しいですね。
2つ目は、「Bitfan」の仕事です。
「Be independent!(*3)」の オウンドメディアの運営は、インタビューの企画立案から、インタビュー日時の調整、当日のインタビュー、文字起こし、文章作成、掲載まで、一貫して担当しています。また、外部メディアへの代表の取材時対応や「Bitfan」でのファンクラブリリース情報のプレスリリース配信など、広報活動面にも関わっています。
また、オーナーが参加するイベントを2022年1月に座談会形式で初開催しました。最近ではメディア記者の方向けにクリエイターエコノミーの勉強会を開催しましたが、そういったイベントの当日の運営サポートなどもしています。今後はオーナー向けの勉強会、ガイド動画の制作などを企画し、オーナーとのコミュニティを作っていきたいと考えています。
Bitfanではオーナーサポート、オーナーサクセス業務も担当しています。オーナーや一部ユーザーからの問い合わせ対応、オーナー向け個別相談会も行っています。他にもBitfanガイドやFAQ、新機能のお知らせなどの文章作成など、開発以外の部分ではありますが、多方面に携わらせてもらっています。
(*3)Be independent!は個性豊かなクリエイターの活動に焦点をあて、自分らしくクリエイティブに生きる人たちを応援するメディアです。メディアでは、個々のクリエイターのファンに対する思いや、その活動を紹介しています。
https://be-independent.bitfan.id/
■幅広くお仕事されていますが、仕事で苦労しているところなど教えてください。
「LiveFans」だと自分がメンバーに仕事の依頼をしているので、そういったところは、苦労というか気を遣っていますね。自分自身、「LiveFans」の仕事が長かったこともあり、データベースの構造を作る側にもなっていたので、自分の頭の中がマニュアル状態。チームで仕事をするからには「それではダメだ」と思い、メンバーの力を借りながらマニュアルを整備したり、判断基準を明確にするなどの仕組みを今、整えています。メンバー全員が私の判断を介さなくても、自立して動ける状態にするのが目標です。一緒に働くメンバーには恵まれていて、良い意味で遠慮されなかったのですごく助かっています。
「Bitfan」だと「Be independent!」のインタビューですね。もちろん完全に一人でやっているわけではないのですが、インタビューの企画立案から当日のインタビュー、掲載まで一連で仕事を任せてもらえるのは大変ではあります。ですが、オーナーの生の声を聞けるのは勉強にもなりますし、それを開発現場のメンバーにすぐに伝えられるというのはここでしかできないことだと思っています。
■仕事で意識していることがあれば教えてください。
「Be independent!」のインタビューに関しては、インタビューさせていただくオーナーの事前調査は丁寧にしています。できるだけ自分との共通点をさがして、オーナーに共通点を感じてもらえるように、共通言語があると思ってもらえるように、特にインタビュー前半は意識しています。ただインタビューするよりかは、共通点・共通言語があるだけで、話も弾み、オーナーの方の雰囲気も変わるので、そこは大事にしています。自分のこれまでの経験(前職PA、ライブハウス勤務、めちゃくちゃライブに行くetc…)をフル活用して、いかにオーナーに打ち解けてもらい、本音を話してもらえるかだと思うので、事前の調査・準備は徹底しています。
その他ですと、去年(2021年)の4月にSKIYAKIへとグループ会社から転籍となったのですが、ハイブリット勤務体制やコロナ禍もあり、実はSKIYAKIのメンバーの大半は直接話したことがありません。仕事なので、Slackで突然メンションしてメッセージを送るのに躊躇はしませんが、みんな「何者やねん!」って思っているだろうなというのは、結構気にしています(笑)。遠慮していても仕方がないので、そこはあえてガンガンいきますが、部署紹介での写真は目に引くものを選んだり、Notionの自己紹介もしっかり書いて、少しでも覚えてもらい、話しやすい雰囲気を意識しています。あと、チャットでのコミュニケーションが多いので、テキストを書く時もぶっきらぼうにならないように、相手が不快に思わないように、社内外含め、テキストコミュニケーションは特に相手を意識して書いています。
■SKIYAKIでの仕事の面白い部分、難しい部分を教えてください。
SKIYAKIのよいところは、「こう考えてみたんですけど、どうですか?」と相談すると頭ごなしに否定されないところです。相談して、鼻で笑われるようなことはなく、ちゃんと相談にのってもらえるし、検討してもらえる会社です。また、なんでも上司を通して許可をとるという社風ではないところも仕事をしていてやりがいになります。自分で考えて動いた分、成果が目に見える形になることが多くあり、しかもそれがスピード感あってわかるのは楽しいです。目標とか目的はありますが、細かな指示まではないところ。自分で考えて、仕事を進められる点も自分は好きですね。
さっきも新しいLPについて、デザイナー、コーダーと打合せをしていたんですが、自分のアイディアに対して、クリエイターから今まで全く気にしていなかった視点での専門的なアドバイスをもらって勉強になりました。そういう時の話し合いが険悪にならないところもSKIYAKIのよいところです。みんな、同じ目標に向かっている、意見もしっかり出し合うけど、険悪な雰囲気になるわけでもなく、気まずくなるわけでもなく、「ああ、じゃあそっちの方がいいね」という会話でさらに良い方向に進んでいく感じがします。
■SKIYAKIにマッチしない人はどんな人?
自らアウトプットしない、意見をださない、受け身の人はSKIYAKIにマッチしないと思います。あと周囲にヘルプが求められないタイプは正直難しいと思います。
グループ会社からSKIYAKIに籍を移し、完全に新人というわけでもなかった自分だから特に思うのかもしれないのですが、リモートメインの環境で、助けを求められないと時間だけ浪費してしまいます。自分で考えて探すことも大事ですが、それ以上に時間の浪費にもつながるので、コストの意識も持って、時には頼ることも大事だと考えています。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉があるように、先人の知恵を活用した方がさらによくなることもありますよね。入社した最初は、どんどん人に質問して、聞きまくっていった方がコミュニケーションを取るという面でもよいと思います。仕事なので、周囲にヘンな遠慮はなしで。「謙虚に、だけど遠慮しない。」が大事だと思います。そしてSKIYAKIのメンバーは、しっかり対応をしてくれるので、そういうところもすごくいいなと思います。誰に質問しても、みんなちゃんと向き合って答えてくれるので。無視するだとか邪険に扱われるだとかがないので、すごくありがたい環境だと思います。先輩面、偉そうな人がいない、聞きにくいなという相手もいないので、委縮しないで仕事ができる、それが風通しが良いと感じるところだと思います。
あとは、世代問わず、フラットな会社です。年上だからって偉ぶる人、この業界の経験長いから偉ぶる人っていう方は合わないですね。
「経験があるからこそ、こういう提案できるよ!」だったらOKなんですけど、「俺、こんなに業界長いんだぜ、すごいんだぜ」(過去の経験を自慢する人)、年齢とか経験を偉ぶる人はマッチしないと思います。「こっちが年上だから自分が正しい」と考える人も合わないと思います。
四半期に一度開催される従業員全社会や新入社員紹介の場のチャットはまさに立場も部署も年齢も関係なく、全力で楽しんでいますね。普段は、みんな、真面目に、節度を保った距離感で仕事をしているのに、そういう場になると全力で楽しもうとしているところがSKIYAKIらしいです。
「やるときはやる、遊ぶときは全力で遊ぶ」という会社です。
■SKIYAKIでの目標は?今後やってみたいことなどは?
目先だと、「Bitfan」のFAQとガイドを整理して、アップデートし、わかりやすくすることですね。そのために、今、FAQに載せる内容と、ガイドに載せる内容の精査をしはじめています。
描いているのは、オーナーが困ったら「ここを見ればなんとかなる!」と安心してもらえるようにすること。そういう場所が作れたら、オーナーにとっても、社内の営業、ディレクターにとっても、誰にとってもハッピーになると思っています。
また、インタビューなどでオーナーと話していると、「Bitfanはアップデートが早いというのが、すごく魅力的だし、いろんなニーズを満たせるのが強みですよね」と言っていただけるので、正にそれを進化させていくべきなんだろうなと思っています。それこそオーナーさんのジャンルも多様化しているので、「Bitfan」は「なんでもできる」というのをひたすら突き詰めて開発してもらい、私たちはオーナーの自立のサポートができればと思っています。どんなジャンルのオーナーでも「一人でなんでもできちゃう!」、「簡単にわかりやすくなんでもできちゃう!」、というのが、やはり本業となるクリエイター活動に時間が取れると考えるので、システムの設定に時間をかけずにできることが理想だと思います。
■SKIYAKIに興味をお持ちいただいている方にメッセージをお願いします!
一般的な就職活動を経てSKIYAKIに入社したわけではなく、かなり巡り巡ってSKIYAKIにジョインした結果、今では当初想定していたよりもはるかに様々な業務を担当させていただいており、非常に充実しています。「縁があって」というのは実は人生でも結構重要なポイントだと考えていて、SKIYAKIに興味を持っていただいたという時点でもう「縁」が十分あるのだと思います。その「縁」を生かすも殺すもあなた次第なので、ぜひチャレンジしてみてください!お待ちしています。