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INTERVIEW

【マネージャーインタビューVol.1】有料会員100万人以上!SKIYAKIのプロダクトの特徴と技術スタックとは?

SKIYAKIの開発部には、現在40名ほどのメンバーが所属しています。本日のインタビューは、開発部エンジニアグループのマネージャーの二人です。エンジニアグループのマネージャーからみた、当社のプロダクトの特徴・開発環境についてお話を聞いてみたいと思います。

 

 開発部エンジニアグループマネージャー 赤石(写真左)
2014年に、どベンチャー期のSKIYAKI入社。今年で10年目。現在は、サーバーサイド・インフラチームのマネジメントを担う。https://recruit.skiyaki.com/contents/516535

 

 開発部エンジニアグループマネージャー 久保田(写真右)
SKIYAKI入社前は、SKIYAKIのグループ会社を2社経て、2021年にSKIYAKIに入社。
LiveFansサービスを作り上げたエンジニア兼PM兼アプリチームのマネジメントを担う。

https://recruit.skiyaki.com/contents/535238


この記事でわかること

 1.開発しているプロダクトについて

 2・Bitfan、Bitfan Proのユーザー、オーナーについて

 3.多様なオーナーがプロダクト利用しているがゆえに多機能展開

 4.多機能プロダクトの技術スタックについて

 

1.開発しているプロダクトについて
はじめにSKIYAKIが提供しているプロダクトについて教えてください。

赤石:主軸となるプロダクトは「Bitfan Pro」と「Bitfan」です。Bitfan Proは、BtoCサービスで、事務所さんや、レーベル、企業、団体向けに提供しているカスタム型ファンプラットフォームです。オフィシャルサイト、ファンクラブ(FC)、ストア(EC)やチケット先行販売を展開するうえで必要な機能を搭載しています。

▼Bitfan Pro
https://skiyaki.com/contents/service/bitfan-pro

そして、今最も注力して開発しているのは「Bitfan」です。Bitfanは、CtoCのサービスでもあり、BtoCのサービスでもあります。Bitfanは、アーティスト・クリエイターの創作活動に必要な機能を搭載したプラットフォームで、誰でもファンクラブ、グッズ販売、電子チケット販売、ライブ配信、スクラッチ、ビデオトークなどを利用することができます。モバイルアプリにも対応しており、近年需要が高いライブ配信、グループチャットなど、アーティスト・クリエイターとファンを「つなぐ」機能も提供しています。また、翻訳機能や海外通貨にも対応しています。

▼Bitfan

https://bitfan.id/

Bitfan、BitfanPro以外のプロダクトはどうでしょうか?

久保田:Bitfan、Bitfan Pro以外では、「LiveFans(ライブファンズ)」というプロダクトがあります。LiveFansは国内最大級のコンサート情報を持っている音楽サービスです。特徴的なのはコンサート情報のスケジュールだけではなく、1960年代から、実際に演奏された曲目(セットリスト)が登録されているところです。コンサート情報は110万件、セットリスト情報は40万件を網羅しており、有名どころの世の中のコンサートの三分の一のセットリストが集まった音楽情報サービスです。
LiveFansは、音楽好きの人が集まってくれるメディアなので、Bitfanの周辺のサービスとして曲やコンサートなどを切り口に、アーティストを知ってもらうきっかけになるサービスとして発展させていければと思っています。コンサートやライブの開催もコロナ以前の状態に戻ってきたので現在は120万人くらいのユーザー数、1,000万PVになっています。

▼LiveFans(ライブファンズ)

https://www.livefans.jp/


2.Bitfan、BitfanProのユーザー、オーナーについて 
Bitfan、BitfanPro のユーザーとオーナーについても教えてください。

赤石:Bitfan、Bitfan Proは100万人を超えるファン(ユーザー)の方々につかっていただいています。ファンの方は、ファンクラブやストアなどで、見る、探す、楽しむ、購入するなどのアクションを通じてアーティストやクリエイターを応援しています。一方でプラットフォームを利用してファンクラブを開設してくださっているアーティスト・クリエイター(オーナー)のサイトは1,000件を超えています。

多くのユーザー、オーナーの方につかっていただいていますが、
やっぱりオーナーとしては、音楽アーティストの方が多いのでしょうか?
久保田:SKIYAKIはファンクラブのイメージが強いので、音楽アーティストが多いと思われがちですが、特にBitfanのオーナーは、音楽アーティストだけではなく、俳優、アイドル、スポーツ選手、格闘家、ゲーム配信者、ボカロP、インフルエンサー、一般企業、社会団体...など実はジャンルが幅広いのが特徴です。

なるほど、オーナーのジャンルが広いと、プロダクトへのリクエストもいろいろありそうですが....

赤石:その通りです。だからプラットフォームとして難しい判断を迫られることもあります。例えば、アーティストをイメージして機能を開発してしまうとインフルエンサーにはフィットしない....とか。いろんなクリエイターの視点で、プラットフォームとして何がベストかPM、デザイナー、エンジニアが考え、話し合い、正解を目指して開発しています。

久保田:プラットフォームとしての視点だけではなく、ファン視点も必要です。世の中にはいろいろなコンテンツが展開されているので、実際に触れてみたり、参加したり、体験したりして、自分自身が面白いと思うプロダクトを作るための経験も大事です。エンジニアもアンテナを張っていくことが必要です。

 

3.多様なオーナーがプロダクト利用しているがゆえに多機能展開
両者の視点をもちリクエストに応えつつ、また世の中には様々なサービスがでているので、多くの機能を期待されそうです。

久保田:はい、機能は多いですね...(笑)
アーティスト・クリエイターが活動に必要な機能が搭載されているプラットフォームなので...例えばストアとか電子チケットとかライブ配信とかは、その機能だけで1つの事業が成り立つので....そう考えると多機能です。

赤石:たとえば、ファンクラブだけでも、コンテンツ投稿(テキスト・動画・音声・画像など自由に投稿でき、会員限定の投稿も可能)や、グループチャット(会員限定でファンと直接コミュニケーションがとれる)、ファンクラブのデジタル会員証発行や、メッセージ送信、バースデーメッセージやポイント付与、コンテンツに対してユーザーからハート課金の受取りなどがあります。

ストアだと予約販売、デジコン販売、会員限定販売、そして匿名配送やポイント付与などが行えます。

その他にTicketライブ配信スクラッチビデオトークとそれぞれに様々な機能があります。(https://bitfan.id/service/official_site


機能のリクエストはまだまだあるのでしょうか?

赤石:はい、まだまだたくさんあります(笑)
ステークホルダーであるオーナー(クリエイター)、ユーザー(ファン)、社内の営業、CS、経営陣などのメンバーからの要望はもちろん、開発部としても、作りたいもの、よりよくしたいものがある状況です。そのため、一緒に開発するメンバーを探しています。

久保田:そうですね。そのため、一部業務委託の方にも参画いただいています。
僕らとしては、SKIYAKIのプロダクトに興味をもち、共感してくれるメンバーを探しています。


4.多機能プロダクトの技術スタックについて

限られたリソースで、現状はどのような技術スタックで開発しているのでしょうか?



赤石:サーバーサイドは9割以上がRuby on Railsで開発しています。

自分が入社する前からRailsを利用していますが、当時からいるエンジニアの話では、エンジニアからの「やってみたい!」というところから始まったみたいです。RailsはWebアプリケーションを早く世の中に出せる、直感的に書けるといった点が当時のSKIYAKIとエンジニアにマッチしていたんだと思います。また開発言語をRubyに統一することで、色々なノウハウが蓄積され活かせるというメリットもあります。フロントエンド側は、React、Vueを利用しています。リッチなUI、コンポーネントとライブラリの柔軟性などから、こちらも現場のエンジニアがきっかけで採用しています。

久保田:アプリ側は、Swift / Kotlinを使っています。
一時期Flutterにした方がいいんじゃないかという話もありましたが、SKIYAKIのアプリはUIのカスタマイズが結構多く必要になることもあり、Swift / Kotlinで開発をしています。しかし、エンジニアが起点となってKMPという仕組みを採用し、Android、iOSのコードの一部共通化をして効率化を図っています。開発するものが多いので、如何に早くサービスを提供できるかを意識して技術選定しています。

 

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いかがだったでしょうか?今回は、エンジニアグループのマネージャーの二人に、今、最も力を入れて開発しているプロダクトとその特徴、プロダクトを支える技術スタックについてお聞きしました。アーティスト・クリエイターの方々の、継続的な創作活動を実現するために、またファンの方々の毎日を彩るために、当社のプロダクトには様々な機能が搭載されていることを知っていただけたのではないかと思います。次回は、多機能なプロダクトをどのようなチームで開発しているのか、どんなカルチャーなのかを聞いていきたいと思います。

現在、開発部エンジニアグループの募集はこちらからご確認いただけます。

https://herp.careers/v1/skiyaki/requisition-groups/cb6e66f3-ecfb-4fd6-970d-b4a1d6ff1726

Engineer Entrance book
https://skiyaki.notion.site/SKIYAKI-Engineer-Entrance-book-aa4d9135e1914726bad3112525b40001?pvs=4